微妙な距離感

先日はとあるライブへ。インディーズなCDを購入して気に入った人の大阪での初ライブという事で全く行った事の無い場所に行ってきました。

場所は郊外の国道沿いにあるライブハウス。前売り券とか全く申し込んでなかったので、入り口でチケットを貰って会場へ。机と椅子が適度にならんだ場所で、適当に座って時間待ち。一人で来る人、カップルで来る人、今日の出演者の関係者らしき人。近所の子供連れの客…と客層がばらばら。中には最前列でカメラの準備を始めたり、三脚の上にビデオカメラを設置する人とかいて「…それってあり?」という感じ。

今回は4組出演するのですが、内容はバラバラ。バリバリのロックもあれば、ピアノの弾き語りもあったりと様々。皆さんそれぞれ目当てのバンドがあるのは分かるのですが、それが終わった途端にすたこらさっさと帰って行くのがビックリ。まぁロックバンドが演奏していても椅子に座ってじっと聴いているだけなので、客層的には微妙なのかな。

私の目当ての人が今回の目玉らしく、その時が一番客が多かったかも。んでその人の曲が始まったのですが、最前列に陣取っている客がカメラを取り出して撮影開始。ただでさえ邪魔なのに、室内で暗いものだからフラッシュが焚かれて。自動的に焚かれたのか、敢えて焚いているのか、それに気づいていないのか分からないのですがとにかくぶち壊し。歌手の集中力を削ぎますし、一体何を考えているのやら。んでそれに全く注意が入らなかった所を見ると、これが許されているのかな?

そして最後の一組が一番人気らしく、カメラやら録音機器やらを用意する人が多かったのですが、個人的には微妙。自分の世界に浸っていたので、それが好きな人にはいいのかも。

私がよく行く現場とは雰囲気が全く違うので、「そうかこういう世界もあるのか…」と思っていたら、私の目当てな人が客席まできて談笑中。確かに人数が少ないのでこういう距離感になるんでしょう。そしてさっそく先ほどフラッシュ焚きまくりで写真を撮っていた男性がCDにサインを求めてがっついてました。

私はというと、ちょっとそこまで踏み込めない自分がいて。いつもの現場ではこんな距離はありえないし、非常に恵まれた状況ではあるのですが、あまりに呆気なく縮んだ距離感を掴みきれなくて、結局その場ではがっつかずに最後までステージを見てそのまま帰りました。

…う〜ん、手を伸ばしてようやく届くモノは掴みたくなるけど、あまりに呆気なく掴めると急に萎えちゃったのかもしれません。滅多に掴めないからこそ価値があるというか。