受け取らなくてはいけない親切

 昨日は元気だったので延々夜中におきていろいろやっていたら、次の日起きたのは夕方近くになってから。寝起きでぼ~っとしていると、何だか急に怒られました。「なんで昼ご飯食べてないの!」って。

 まぁ、これはいつもの事。うちの母が、『私が折角作った食事を食べていないとは何事』と言う訳です。相手が寝ていようが、食欲がなかろうが関係なし。つまり、『私の行為(厚意)を無駄にするな』と言うことなんです。それを相手が望んでいるいないかは全く関係なし。私が(彼女の中では)親切に作ってあげるんだから、感謝して食べるのは当然と。そういう図式が出来上がってる訳です。

 私も、小さい頃はいろいろやってもらって助かるなぁ…と思っていたんです。でも「~してあげる」という発言を聞いているうちに段々、「ん、何だかおかしいなぁ」と思い始めて。この仕組みに気付いた頃は、それでも機嫌取りにつき合ってたんですけど、最近はもう駄目。…と言うか、懲り懲りです。相手(つまり私)に合わせているフリをして、そうする自分に合わせないと「こっちは折角合わせてあげてるのに…」と自分の行為を押しつけてくるやり方が。

 今回も「(私の)食生活が…」とか論理が飛躍してましたけど、まぁご苦労なことです。自己完結して、それを他人に当てはめても仕方ないのに。よっぽど、自分の思い通りにまわりを動かしたいんでしょう。いつも不満タラタラのようですけど、他人に合わせる事の出来ない人は仕方ないですよ、自分が絶対者なんだから。

 んで、今日の晩飯は、私だけその用意してあった昼飯の分もきっちり食べさせられて。「きっちり、落とし前はつけてもらう」という事ですね。厚意といえど押しつけた時点で、それは強制になるのに。

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