さて、今年もCESA（コンピュータエンターテインメント・ソフトウェア・アカデミー）が1997年に発売されたゲームソフトの中から優秀な作品を先行し、表彰するCESA大賞’97が行われます。

　1998年1月26日に、その大賞のノミネート作品が決まりました。これはCESA会員（つまりゲーム会社）の投票とCESA大賞アカデミー委員会の審査で決まっています。

　以上の54作品がノミネートされています。複数の機種で出ている場合は両方書いてありますので。最後の数字は1997年の累計販売本数（単位・万）です。正確ではないですけど、これ以下って事も無いと思いますし。

　やっぱりプレイステーションのゲームが半数以上ですね。その中でもレイストームが入っているのは驚き。確かに面白いんですけどね。去年のシューティングの中では一番だったからかな？。

　サターンでは去年あれだけヒットしたギャルゲーが全く入っていません。まだまだこういうのには出しにくいのか、それとも下手にエントリーするとそればっかりに票が集中して「やっぱりサターンは…」って言われるのがイヤだったとか。去年のサクラ大戦で懲りたとか？。リアルサウンドも内容、売り上げはさておき入って当然と思っていたのですが。

　ニンテンドウ64はこれが順当。Ultima Onlineが入っているのは不思議ですけど。

　投票は1998年2月20日から3月20日まで、CESAホームページ、プッシュホンによる電話投票、専用ハガキでの投票、東京ゲームショーでの投票が行われます。発表＆表彰式は1998年4月3日にヴェルファーレで。

　で、私もインターネット上で投票しましたが、タイトルが人気投票になっていたのは不思議。権威ある賞にしたいはずなのに、自ら人気投票って言ったらまずいと思うんですけどね。実情はさておき。

　そして4月3日に結果が発表されました。投票総数は12万7332票。

　大賞は大方の予想通りファイナルファンタジー7。グランツーリスモも同じく3部門で受賞しています。PS以外の機種は1本ずつ入賞したのみ。まさにPS一色でしたね。

　余りに順当な結果で正直、面白味に欠けますね。個人的には風のクロノアがキャラクター部門を受賞したのは嬉しい限りです。投票した甲斐がありました(^^;。