時には小さなサイズで…BKi810

購入動機

 自作PCな人の例に漏れず、うちもパーツの入れ替えの度に段々余ってきたパーツを組み上げて2台目を作りました。その後も徐々に余っていたのですが、とくに必要性も感じなくて。

 ですが、最近ふとこのようなベアボーンキットが安価で売られているのを発見。CPUメモリHDDは余っている(余らせた?)ので、こいつを買えばもう一台組めます。こういうシステムに興味があったし、小さいからいざとなれば家族用マシンに…なんて考えつつ。

BKi810

BKi810と付属品 んで、今回購入したのがこのBKi810。このようなBookサイズのベアボーンPCとしては定番のキットで、私が購入したソフマップではお勧め品になっていました。

 セットとして売られているものですが、メーカーとしてはpcchipsで、ケースから推測するにこれだと思われます。これを国内で販売しているメーカーレベルではサポートページがあるのですが、私が購入したのはそこではないので。

 チップセットは定番なi810。VGAにはこの内蔵VGAを使っていて、FSBも66/100MHzに対応。IDEはATA33までなので、おそらく810-Lなのでしょう。

 810E2810E810DC100810810-L
FSB133MHz133MHz100MHz100MHz100MHz
VGA内蔵+4MB内蔵+4MB内蔵+4MB内蔵内蔵
PCI66664
ATAATA100ATA66ATA66ATA66ATA33

バックコネクタ その他に100/10BASEなLAN、56kbpsモデムUSBが2つ、AC’98なサウンド、52倍速CD-ROM、3.5inchFDDと、一通り揃っています。難を言えばRS-232Cのポートが無い事ですが、USBで代用できるでしょう。

 全てオンボードで搭載していて、PCIスロットは無し。拡張性は皆無ですが、これ以外に拡張するものは無いですし、そういう部類のPCではありませんから。


BKi810の中身 バラしてみるとマザーボードはこのようになっています。これはFC-PGAに対応したバージョン(Ver3.3A)で、CPUソケットが丁度FDDの下に来ています。PGAのみ対応(Ver1.6A)の奴ではもう少し奥、FDDの後ろあたりにソケットがあります。

 私は以前使っていたFC-PGACeleron/533Aを使おうと思っていたので、この対応状態が心配でした。旧バージョンが混ざって売られているのか、店によって表記がまちまちだったり。

 結局インターネットでバージョンの違いをしらべて、ようやく納得して購入に踏み切りました。


 買ってきてからCPU周りをみると、丁度左側、メモリスロットとの間にそれらしきジャンパーピンを発見。ピンまでは付属していなかったので、早速手持ちのピンを差し込んでおきました。このピンのことは説明書(もちろん英語)にも記載されています。

 また、FDDの下なのでスペースが狭く、手持ちのCPUクーラーは入りませんでした。一応この大きさにあったCPUクーラーは付属しているのですが、FC-PGAみたく真ん中がふくらんでいるのを考慮しておらず底は平ら。念のため買っていたフキアゲな銅板を装着して、グリスを塗って装着。


セットアップ完了 とりあえずこの状態で使っていますが、表示はCeleron 533E MHzときちんと533MHzで動作しています。こいつはFSBさえ100MHzに上げれば800MHzで動く奴なのですが、重い処理をさせるつもりは無いのでこれで十分でしょう。

 電源ファンからなま暖かい空気が出ている事を考えると、ケースが小さい分、廃熱処理は上手くいっている訳ではなさそうだし。

ST320413A

ST320413A 当初はHDを流用しようと思い、以前2台目を作成するときに購入したFBSE-3200Aをつけていたのですが、さすがに3.2GBだと少ないかな…と思い始めて、もう少し容量の大きなHDを買おうと、価格と容量の釣り合いのとれていたST320413Aを購入。

 容量は20GBで最新の20GB/プラッタな製品。静かなのがいいので5400rpmなのを購入しました…が、こいつは5400rpmな奴のなかで性能は一番だけど動作音も一番って奴で。そういう点ではさすがSeagateでした(^^;。これだとちょっと選択ミスかも。

 チップセットの性能上、もちろんATA33でしか使えません。

Windows98のインストール

TVに繋いでOSのインストール中 とりあえずWindows98でもインストールするかぁと思い、さっそくやってみました。今回TV-OUTを使ってセットアップをしたのですが、BIOSの時点ですでに信号が出力されているので、結構簡単でした。

 普通にインストールが終了した後、810自体のINFファイル内蔵VGAATAドライバーLANモデムサウンドといろいろインストールする必要があります。一応セットアップ用のプログラムが付いてきますし、CD-ROMに全て入っているのですが、このプログラムによるセットアップとOS自体のセットアップが平行して進んでしまい、結構混乱しました。OSのセットアップが完全に終わってから、改めてプログラムによるセットアップを行った方が分かり易いかも。


デバイスの認識状態(Windows98) とりあえずセットアップが完了すると、このようになります。VGA出力がちゃんと「テレビ」になってますね(^^;。

 どうもPCI ISA Brigeがファイル不足(ICH?なファイル)できちんと認識出来なかったのですが、どうせISAなデバイスは付いていないのでまぁいいかな…と。

 インターネットにはルータで繋いでいるので、モデムは使っていないのですが、それ以外はきちんと動いています。

ベンチマーク

 あんまり意味はないなぁ~と思いつつ、HDBENCHでテストしてみました。BKi810はCeleron/533A、810、ST320413A、Windows98にて、比較した一号機はPentium3/933、GeForce256、DTLA-307030、Windows2000SP1。解像度は800*600*16bit(60Hz)です。←TVなので(^^;

HDBENCH 3.22一号機BKi810
ALL1861115898
Integer4269021491
Float4253722584
MemoryR144338033
MemoryW1510110545
MemoryRW2067112987
DirectDraw7429
Rectangle4090913947
Text3811613793
Ellipse74381418
BitBlt1040267
Read2005819717
Write1747323505
Copy334719261

HDBENCH3.22

 HDはOSの差が出たのか、こっちの方が早いですね。それ以外はまずクロック比通りかも。メモリもFSB66MHzだし。これだけあれば十分なのかも。

 なお、3Dmark2000も試したのですが、残念ながら完走できませんでした。動くことは動いたのですが、640*480(VRAMは2MB)でしか動きませんし。

 とりあえずWindows98も入れましたし、何に使おうかな…寝かしておくのは勿体ないし。

(2000/11/03)

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