もののけ姫

今日は休み。で、今日初日の映画ロストワールドもののけ姫でも見に行こうと思い、朝から梅田へ。土日は早い時間からやっていて、初日はゲロ混みでしょうから結構眠たかったんですけど、朝8時20分からので見ることにしました。

まずはもののけ姫。開演30分前に行くと、すでに当日券売場には長蛇の列。小雨の降る中、さっそく券を買って中に入ったんですけど、すでに立ち見しかないんですよね。次の回まで待って座ってみようとしている人も結構多かったのですが、並んで待つぐらいだったら立って見ようと思い、中で見ました。客は学生が半分、あとは親子連れですか。

で、見ていたのですが、横の廊下で待っている連中がならしく、時々扉を開けて覗いたりカトちゃんペとか脱力級ギャグをかましてきて邪魔をしてきたので、扉を強く叩いてやりました。。一旦は収まったのですが、しばらくするとまた始めたのでもう一度注意しようかと思ったのですが、その前に他の人が注意して一段落。ようやく静かになりました。

そうして1回見たんですけど、立っていたしもう一度見ることに。で、2回見終わったら外は本当にすごい行列が出来ていました。しかも雨降ってますし。

で、肝心の映画の感想なんですけど、さすが宮崎監督ですね。映像のクオリティも高いですし、声優も熱演しています。話は自然とそれに向き合う人間の話なんですけど、あんまり状況説明がないです。一応舞台は室町時代の日本なんですけど殆ど空想の世界です。あんな大砲みたいな物はその頃なかったでしょうし。戦闘シーンが多いんですけど、首が飛んだり腕がもげたりしているのは、今の時節柄よかったような(^^;。この辺は演出ですしね。

あまりストーリーにはふれませんけど、決して映画の中で完結している話じゃないです。今回はこれで終わりだけど、これからどうしたらいいのか、そしてどうなったのか、それは曖昧なままに終わっています。で、ハッピーEDでもないんですよね。救いは残してありますけど。う~ん、結構難しい話ですよ、これ。

テーマは自然と人間との共存です。自然は大切だけど、それを消費していくことで人間の生活が成り立っているわけだし、減りすぎるとそれもまたいけない。どこかで妥協点を見つけていかないとダメなんでしょうね。それは人間にとって有利な妥協点でしょうけどね。そういった点では風の谷のナウシカと類似点が多いです。キャラクター的にも。ナウシカは宮崎監督の原点みたいなものだから、集大成であるもののけ姫が似てくるのは当然なのかも知れません。よく考えて、しばらくしてからまた見に行ってみたいです。

で、今日はこれだけで帰りました。あ、帰りにもののけ姫のサントラを買ってきたのはお約束です。一方のロストワールドは…また今度ですね。

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