うちにはデスクトップ用として2台のマシンがあるのですが、いつの間にか一台はIntel系、もう一台はAMD系で組むことになってました。性能アップを求めてK6-2に走ったり、安定を求めてPentium2→Celeron→Pentium3とたどった事もありましたが、性能を求めてAthlonに移行してからはこちらがメインマシン。それまで使っていたPentium3マシンはCD-R焼きや動画エンコードに使っていました。
単に性能だけを求めれば、この2台目をAthlonXPに移行するのが自然な流れなのですが、すでにAthlonで一台組んでいてCPUを載せかえるだけでAthlonXPが使えるのに、わざわざ2台目のためにマザーボードとメモリ(DDR)を買い換えるってのは何だかもったいなく感じるし、CPUコアとしては1世代しか変わらないのも何だか面白味に欠けます。
かといって、現在のマザーボードCUSL2ではTualatinコアには非対応で、今更TUSL2とか買って余命幾ばくもないSocket370に投資するのはさらに勿体ない…ので後残っているのはPentium4。こいつは性能も悪いし値段も高いと言う訳で敬遠していたのですが、どんなものか使ってみたいという気持ちはずっとあったんです。
やがてi845Bによって純正チップセットでもDDRがサポートされて、Northwoodコアによって低電圧化と性能アップがはかられた事もあって、つい思い切って購入してみました。
こちらが今回入手したCPU、Pentium4としては2世代目にあたるNorthwoodコアのもっとも低クロック版…つまり最も安いNorthWoodなPentium4です。プロセスルールの0.13μm化によって低電圧(1.75V→1.5V)、2次キャッシュの増加(256K→512K)、んでもってダイサイズの低下(217mm2→146mm2)によるコストダウン…とCPUとしてはいい事ずくめです。とはいうものAthlonXPには実効性能ではまだ負けていますが。
Socket478なmPGA478なので、ヒートスプレッダによってCPUコアが隠れていて組み立て時のコア欠けの心配はありませんが、その分冷却性能は犠牲になっています。まぁPentium4の場合異常発熱時は電圧を自動的に下げたりクロックを下げたりする自動保護機能が備わっているのでそれほど心配ではありませんが。
当然リテール版なのでCPUFANが付属しているのですが、CoppermineなPentium3/700MHzと比較してもかなり巨大なCPUFANが付属しています。CPUの大きさ自体は逆にPentium4の方が小さいのですが、TDP(熱設計時消費電力)は倍近いので当然といえばそうかな。
IntelのCPUとしては今まで使っていたCoppermine→Willamette→Northwoodと2世代先のCPUになるので、このペースで行けば次はAMDのThoroughbredなAthlonXPにかな?。ClawHammerが予定通り出てくるのならそこまで待ちたい気分ですが。
Athlonマシンを組むときに、PAL8045を使ってその冷却性能の高さと共に、低速8cmFANをもちいて風量を確保しつつ静音化する事の有効性を実感したので、将来Penitum4でくむときも是非このタイプのFANを使いたいと思っていましたが、これはSocketA専用。その後PAL8045SPなる製品がでてPentium4でも使えるようになりましたが、これはPAL8045に取り付けねじ穴の金具を取り付けることによって強引に対応させたもので、しかもその加工賃の分だけかなり割高になっていました。
そしてようやくPentium4環境に合わせたPAL8942がリリースされ、発売時期から間もなかったので店頭で入手できるか不安だったのですが、PAL8045が日本橋で最初に入荷した店に行くとこのもすでに全種類入荷済みだったので、とりあえずFAN無し版のPAL8942Tを購入。静音FANのついているのは、薄型タイプのFANなので風量が足りなくなりそうだったのでパスしました。
もちろん最初からPentium4環境に対応出来るようになっていて、きちんとヒートシンクの大きさもPen4用マザーボードに開いている穴に合わせて長方形になっていますし、値段もほぼPAL8045と同じ。取り付け方法も同じなのでとくに戸惑うこともなく取り付けることができました。静音FANと組み合わせて使っています。
(2002/03/04)