ついに逆転?…RADEON8500LE

  1. 購入経過
  2. RADEON8500
  3. LEってどういう事?
  4. ベンチマーク

1.購入経過

初めてのATI製品 以前は沢山の会社が競い合っていたビデオカード業界も、今はNVIDIAの一人勝ちの状態。私も以前はS3(ビデオチップ部門をVIAに売却)のViRGEを搭載したPower Window 3DV#9(これはSGIの傘下に入ってその後倒産S3に買収されてそのまま無くなっちゃいました。最近謎の再登場をしましたが)のRevolution3DMatroxG800はいずこに…)のG2003dfx(まさかNVIDIAに買収されるとは…)のVoodoo2、そしてSLIを使ってきましたが、徐々に性能を求めるとNVIDIAと言うことになってきて人気の先駆けとなったRIVA128、ハードウェアT&Lを初めて搭載したGeforce256、その2代目であるGeforce2GTSと使ってきました。

 そんなNVIDIAの最新チップであるGeforce3シリーズは一人勝ちの弊害か高価格(数年前と比較すればそうでもないが、PCパーツ全体の低価格化の中で比較すると)に設定されていて、そこまで投資する価値があるのかな〜という状態。それにNVIDIAばっかり使っても面白くない〜と言うことで、Power VR kyro2とかSiS315もあるのですが、まぁそれは別で。

 んな中で登場したのが、現状では唯一NVIDIAに対抗しうる、そして対抗してきたけど今一勝てなかったATIの最新ビデオカード、RADEON8500です。ATIといえば老舗?のビデオカードメーカー動画再生画質の良さでは定評があって、TVチューナーを搭載したALL IN WONDERシリーズで人気があります。

 そういえば今までATIのビデオカードを使った事が無い事もあって、試しに購入してみました。

2.RADEON8500

RADEON8500LE NVIDIAがGeforce256から搭載し始めたハードウェアT&Lを、ATIのチップで初めて搭載したのが初代RADEON。その後高クロック化やメモリの高速化によってさまざまなバリエーションを加えつつ、2代目として出てきたのがこのRADEON8500シリーズになります。関係としてはGeforce256とGeforce2GTSみたいなものかな?。ビデオチップとしてはR200なる名称がついています。同時に発表されたRADEON7500は、今までのRADEONを0.18µmから0.15µmで製造したもので、高クロックになっている以外はほとんど変わっていません。

 新たに追加された機能は、ポリゴンを直線では無く曲線の集まりとして表現するTRUFORM、DirectX8.1に完全対応したPixelShaderのSMARTSHADER、FSAAを強化したSMOOTHVISIONの3つ。それぞれ最新の機能なので対応ソフトがほとんどない…てのが現状なのですが、現時点で唯一ハードウェアでDirectX8.1に完全対応しています。

 また、RADEONから引き継いだハードウェアT&LのCHARISMA ENGINE II、レンダリングエンジンのPIXEL TAPESTRY II、メモリ帯域向上のHYPER Z IIもそれぞれパワーアップして(IIですから)搭載しています。

搭載されているメモリ ビデオメモリとして搭載されているのはこのHynix(HyundaiとLGのDRAM部門の合併会社)製のHY5DV641622AT-36PDF)なるDDR SDRAM。これがが表裏併せて8つ付いていて全部で64MB。3.6ns品なので275MHzで動作可能…なのですがこいつはRADEON8500LE(後で説明)なので250MHzで動いています。コア・メモリともにクロックアップすればそのままRADEON8500になりますが。

3つの出力端子 出力端子はS端子D-SUBDVIの3つ。チップ自体でマルチディスプレイに対応しているので、TVにも出力…してみようっと。DVIがついているビデオカードも初めてなのですが、これは将来、液晶ディスプレイへとつながる事になるのかな?

Rage Theater ボード上には他にRAGE Theaterなるチップが載っていて、ビデオ入出力時の処理を行います…が今回は出力のみ。RADEON7500には載っていない所を見ると、8500はチップ自体を高機能にした分ビデオ出力を外部(つまりこのRage Theater)で行っているって事なのかも。

 まぁ、ビデオ入力が出来たとしてもMTV1000があるので要りませんが。

3.LEってどういう事?

玄人指向なRADEON8500LE んで、今回購入したパッケージってのはこの玄人志向メルコの別ブランド)から出ているRADEON85-AGP64Cです。ATIからのOEM品で、かなり沢山のメーカーから出ていますが中身は同じかと思われます。付属品はドライバーCDとDVI変換コネクタ、ビデオ出力用コードのみ。ほとんどバルク品ですが、いちおう1年保証もついています。

 今回のRADEON8500はコア275MHz、メモリ275MHzで動く事になっているのですが、最初に出てきたバルク品はなぜかコア250MHz、メモリ250MHzと動作クロックが低め。実はATIは以前からリテールとバルクで動作クロックの違う製品を出すことがあって、今回もそうじゃないか?…という話になっていた所、しばらくしてからRADEON8500LEという製品が発表。

 リリースでは、「動作クロックを下げて安価に提供する」と言う目的の商品てな説明があったのですが、最初に出たバルク版をRADEON8500として販売していた店も多く、それなのに後で「違う製品でした」なんて事になったものだからちと問題に。クロックが低いって事はある程度情報として出回っていたし、過去にもATIは同じ様な事をしていたので「またやったか…」という感じなのですが。

250MHzにて動作 結局、ATI純正のリテール品のみがRADEON8500で、のはRADEON8500LEと言うことに。当然私が今回購入した玄人志向のもそうです。

 まぁ、確かに違うのですが、搭載されているメモリは全く同じで、ボード自体にも差はなく、違うのは動作クロックのみ。んで価格は1万円近く違うので、今回はLEの方にしました。それに純正RADEON8500だと、初物価格とはいえGeforce3と大差ない価格になっちゃいますし。

 ちなみに、この玄人指向版RADEON8500、当初は275MHz版を出そうとしたのですがそれが出来なくてLEになったそうで。と思えばアスクは後日275MHz版を出すそうですし…ってどっちやね〜ん。

(2001/11/08)
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