4代目の性能は…Barracuda ATA IV

  1. 購入経過
  2. Barracuda ATA IV
  3. ベンチマーク
  4. まとめ
  5. RD3 GLADIATOR
  6. OEM版

1.購入経過

 うちのマシンはとりあえず2台体制で、一台にはDTLA-307030、もう一台にはBarracuda ATA(初代)が載っていて、ともに容量は30GB。容量的にはこれで十分なのですが、性能に惹かれて買ったBarracuda ATA、発熱と動作音がかなり大きくて、常用するにはちょっと五月蠅いかな…と思い始めました。まぁDTLA-307030を買うまでは常用していたのですが。

 また、片方のDTLA-307030はまだまだ現役ですが、1プラッタあたりの容量は15GB。最新の40GBのものも試したいし、ビデオキャプチャとかを考えると大容量のものも欲しい、ついでにHDDの新製品がいいなぁ…という訳でこれから常用するAthlonマシン用に新しいHDを買うか…と思っているときに出てきたのが、1プラッタ40GBで7200rpmのBarracuda ATA IVでした。

2.Barracuda ATA IV

Barracuda ATA IV(ST380021A) と言うわけで、さっそく購入してきたのがこのシリーズ最大容量となる80GB(ST380021A)。値段もそう高くなかったし、カタログ通りの高性能でしかも静かだという話で良い事ずくめ。

 基本性能としては40GBプラッタを採用して回転数7200rpmという性能。これらによって内部転送速度は555Mbps(約69.3MB/秒)を達成していて、UltraATA/66の転送速度66.6MB/秒をついに上回った訳です。丁度初代Barracuda ATAがUltraATA/33の転送速度を上回ったのと同様、HDの進化がさらなる高速規格を必要としている訳ですね。

 また、これはSoftSonic Motorなるシステムで、流体軸受の採用と設計により静穏性を実現しています。早速使ってみましたが、確かにかなり静か。動いている音がほとんど聞こえません。おそらくCPUファンなど、他の音のに埋もれてしまってるんでしょう。

 発熱もそれほど大きくありませんし、これはいい感じです。

3.ベンチマーク

 早速ベンチマークを取ってみました。条件としてはPentium3/933MHz、512MB(PC133)、CUSL2、Windows2000SP1、Intel Ultra ATA Driver Ver6.01.008です。

 今回はHDBENCH Ver3.40 beta6から追加されているRandomRead/RandomWriteを取り入れてみました。FAT32でフォーマットしたのですが、他の二つは全く使っていないけどDTLA-307030だけはデフラグを掛けましたがかなり使っている分不利なので、参考記録かな?

HDBENCH Ver 3.40 beta 6

各HDの性能
容量
(1プラッタ)
平均
シークタイム
インタフェース 平均
待ち時間
内部
転送レート
ディスク
回転数
内部
キャッシュ
ST328040A 28.5GB(7GB) 8ms Ultra ATA/66 4.16ms 323Mbps 7200rpm 512KB
DTLA-307030 30GB(15GB) 8.5ms Ultra ATA/100 4.17ms 444Mbps 7200rpm 2MB
ST380021A 80GB(40GB) 9.5ms Ultra ATA/100 4.16ms 555Mbps 7200rpm 2MB

 結果はごらんの通り。Read/Write共に40000越えを果たしたBarracuda ATA IVの爆速っぷりが際立っています。

4.まとめ

 IDE用HDDとしては現時点で最速と思われるこのBarracuda ATA IV、今まで問題となっていた高性能ゆえの発熱、騒音の多さも4代目となってかなり解消され、HDDとしては死角のない製品に仕上がっています。

 市場ではIBMの20GBプラッタなDeskstar 60GXPと共に高い人気を誇っており、どちらを選ぶか…結構悩みどころかもしれません。

(2001/09/29)

5.RD3 GLADIATOR

RD3 GLADIATOR IDE機器の接続ケーブルには80ピンのフラットケーブルを使うのですが、フラットケーブルの代わりに、ケーブルを束ねたスリムケーブルを使うのはケース内の風通しもよくなるし取り回しも楽という訳でかなり一般的になってきて、各社から様々な製品が登場していたのですが、そんな中で出てきたのが究極をうたうRD3 GLADIATOR。ノイズの低減により「一般のUltra ATA/100対応フラットケーブルに比べ、データ転送が15%向上」…この文句をそのまま鵜呑みにすればまさにすばらしいのですが、さてどうなのかと期待半分、興味半分で買ってみました。

銅でシールド 今までもスリムケーブルを使っていたのですが、これは980円で売られていたもっとも安くて怪しい製品。最近MTV1000での動画キャプチャ時に原因不明のフリーズが多発していたので、このケーブルのせいもあるのかなと思っているのですがさて。

 端子は銅でシールドされていますし、ケーブルは確かにいい製品のようす…ただ工作精度はいまいち甘い様ですが。と言うわけで交換して早速HDBENCH Ver 3.40 beta 6でベンチマークをとってみると、こんな感じ。

HDBENCH Ver 3.40 beta 6

 およ、まったく変わっていないじゃないどころか、逆に落ちているじゃないですか。このぐらいの変動は誤差の範囲内なので実際に性能低下しているわけではないでしょうし、まぁどうせこんなものだろうな〜と思っていたのですが、実際に結果をみるとちと残念。

 まぁ今まで使っていたのよりはケーブル自体の品質はいいでしょうし、よくあるスリムケーブルに1000円足せば買えるので、どうせ買うなら奮発してこれを買ったらそれなりの満足は得られるかも。

(2001/12/24)

6.OEM版

OEM版と純正版(表側) 最近対抗馬であるIBMのHDDが徐々に値を下げており、それに牽制されてかは分かりませんがこちらも徐々に値下がり。このHDではとOEM版いうのが半年ほど前から出ているのですが、そろそろ諭吉さん一枚で買えるような状況になってきたので、MPEG2保存用に買ってみました。同じのを3台も買うとは意味不明ですな。

OEM版と純正版(裏側) んで買って取り付ける段階で気づいたのですが、この写真の通り表のラベルだけではなく、裏の部分がかなり違うんですね。対衝撃性能と基盤の保護を目的として付けられているSeaShieldと言われる部分が無いので安いのだとすれば、OEMの価格設定も納得できるかも。

 その分大きな特徴である静粛性は微妙に低下しているでしょうし、1000円ぐらいの価格差だったらあえてOEM版を選ばなくてもよかったかな…とちと後悔。まぁそれでも十分安いですし、お得なのは確かですが。

(2002/06/27)