なんちゃってPro…WinFast GeForce2 Pro

  1. 製品概要
  2. ベンチマーク
  3. まとめ
  4. Detonator XP
  5. Performance Analyzer
  6. OSとCPUを変更してみる

1、製品概要

WinFast GeForce2 Pro 先日購入してしまったGTSもどきと交換して購入したのが、このWinFast GeForce2 Proです。パッケージのデザインが今は亡きDiamond社製品と似ている〜と話題になりましたが,、それを引きずったデザインになっています(現在は徐々に新しいデザインに移行している様ですが)。

 んで、中身はいちおうGeForce2 Pro。GTSの生産は止めてGTS Proに移行していく・・・てな話も出ていたので、メモリはそのままでチップをGeForce2GTS→GeForce2 Proに替えただけの製品が出ていて、これもそれらのうちの一つ。

中身の基盤 実際の基盤はこのようなデザイン。搭載しているメモリは32MBで、表のみに装着されています。

 ぱっと見、ヒートシンクの形が特徴的ですが、表面積を大きくするという意味では一定の成果はあるのかもしれませんが、それほど意味はないかと。一部のメモリの上に被さっていますが、実際には接地していません

GeForce2 Pro そして、このヒートシンクを外すとグラフィックチップ本体が現れます。大きくGeForce2 GTSの文字と、右横に小さくPROの文字が。単にメモリクロックを高速化しただけなので、チップ自体には殆ど変更はないでしょうけど。左から伸びているのは温度センサーで、付属のソフトでモニターできます。

5.5ns(183MHZ)なDDRメモリ メモリはHYUNDAIの5.5ns(183MHZ)なDDRメモリ、K4D623237A-QC55です。nVIDIAの規格上、GeForce2 Proなら5ns(200MHZ)のメモリが載っているはずなのですが、グラフィックチップのみをGeForce2 Proに変更したなんちゃってProですからこんなもの。クロックアップは程々にといった所かな。

 動作クロックをPowerStripで調べてみると、コアが200MHzでメモリが333MHz。これはProと言うよりまんまGTSですね。


LED また、これにはボード上にLEDがついていて、動作状況を表示しています。このように光っていたら電源が入っていて、AGP4Xで正常動作していると言う事のようで。

 他にはビデオ出力(S端子)もついていますし、性能というより様々な独自機能で他社製品と差別化を図っている様子。

2.ベンチマーク

 今回は前回のなんちゃってGTSTornado GeForce2 GTSと比較してみました…かと言ってこのWinFast GeForce2 ProもなんちゃってProなのでGTS.vs.Proとは言えず、メモリクロックの違い(284MHz.vs.333MHz)が性能にどう影響するか、それを見てみようと思います。クロックで見るとなんちゃってGTS.vs.真のGTSかな。

 今回も3DMark2000で測定してみました。環境はPentium3/933、CUSL2、PC133・512MB、Windows2000SP1、DirectX8の環境で、使ったのはDetonator7.17

 まずは800*600*32bitから。グラフはGeForce2GTS(SSE)を1とした相対値。表では最大値を、最小値をにしています。

3DMark2000 results
800*600*32bit
GeForce2GTS GeForce2Pro
SSE T&L SSE T&L
3DMark Result 4801 5848 4872 6115
Game 1-Low 88.9 116.5 91.7 116
Game 1-Medium 63.3 85.2 63.5 87.1
Game 1-High 34.7 47.6 34.7 53
Game 2-Low 114.4 124.7 117.7 139.9
Game 2-Medium 61.5 70.3 61.3 70.7
Game 2-High 37.4 43.1 37.2 42.9
Fill Rate (Single-Texturing) 244.4 244.4 303.3 303.3
Fill Rate (Multi-Texturing) 499.8 499.7 611.5 611.4
High Polygon Count (1 Light) 7522 15039 7442 15176
High Polygon Count (4 Light) 6177 9877 6115 10205
High Polygon Count (8 Light) 5400 5504 4987 5591
8MB Texture Rendering Speed 301 302.9 370.2 372.3
16MB Texture Rendering Speed 293.2 290.6 358.7 354.8
32MB Texture Rendering Speed 259.7 244.9 304 268.3
Bump Mapping (Emboss, 3-pass) 130.9 148.9 144.3 177.5
Bump Mapping (Emboss, 2-pass) 150.2 180.9 167 219.7
Bump Mapping (Emboss, 1-pass) 298.3 298.2 364.2 364.2

3DMark2000 800*600*32bit

 この解像度だとT&Lの方が高性能になってます。測定誤差もあるとは思いますが、メモリクロックの差がきっちりでてます。Fill RateTexture Renderingは結果にそのまま現れてますね。

 そして、つぎに1280*1024*32bit

3DMark2000 results
1280*1024*32bit
GeForce2GTS GeForce2Pro
SSE T&L SSE T&L
3DMark Result 2534 2026 3469 3534
Game 1-Low 46.2 43.6 63.3 66
Game 1-Medium 33.8 29 47.3 49.1
Game 1-High 12.6 10.1 23.4 24.4
Game 2-Low 47.7 36.7 63.5 62.4
Game 2-Medium 41.2 29.6 54.3 54.3
Game 2-High 29.7 19.9 37.3 38.4
Fill Rate (Single-Texturing) 178 177.8 275 275
Fill Rate (Multi-Texturing) 393.4 393.5 571.3 571.3
High Polygon Count (1 Light) 1989 1017 7533 10284
High Polygon Count (4 Light) 1996 1015 6171 7540
High Polygon Count (8 Light) 2058 937 5052 4886
8MB Texture Rendering Speed 111.7 110.9 141.3 142.1
16MB Texture Rendering Speed 97.9 95.2 137.9 137.7
32MB Texture Rendering Speed 66.1 63.1 119.8 70.3
Bump Mapping (Emboss, 3-pass) 55.3 55.3 70.7 75.6
Bump Mapping (Emboss, 2-pass) 75.6 75.6 95.9 99.3
Bump Mapping (Emboss, 1-pass) 132.5 132.4 162 162

3DMark2000 1280*1024*32bit

 それなりに高解像度にしてみた所、GTSの時はいまいち調子の出ていないT&Lが、Proの時はSSEと同等、それ以上の結果を出しています。高解像度ほどデータ量は増えますから、メモリの速度は重要になってくるのでしょうね。

3.まとめ

 紆余曲折ありましたが、とりあえずGeForce2GTSとしての性能は出ている様子。値下がり傾向の中で買ったのでちと高く付いてしまいましたが、まぁこれは仕方ない面もあるかと。

 …でも、結局ほとんど活用してないんだよなぁ。どうしたものやら。

次へ進む
(2001/03/04)


コンピュータのお部屋へ