AGP、でもソケット7…Millennium G200

  1. 導入編
  2. ベンチマーク(2D)
  3. ベンチマーク(3D)

1.導入編

 いろいろパーツを買い換えてきたのですが、順番で行くと次はビデオカードの版でした。ちょうど今後、各社から新しいビデオカードがどんどん出てきていて、大体出揃そろってからどれか買おうと、そう思っていました。

 ちょうどその頃、ある理由から私の2台のパソコンをLANで繋げる事にしました。しかし、壱号機のPCIスロットは4本全て(ビデオ、Voodoo2、サウンド、SCSI)埋まっていて、LANカードを差すスペースがありません。そこでサウンドカードをISAに戻すかとも考えたのですが、それよりビデオカードをAGPに変えた方がいいと思い、早速買うことに。で、どうせ買うなら変なやつじゃなくて、それなりのものを買おうと思って、候補に上げたのがこのG200RIVA128ZXでした。でも、所詮RIVA128ZXは今使っているRIVA128のメモリが増えただけですし、どうせならこれだろう、と思って選んだのが、このMillennium G200です。

Millennium G200 ボードはこのような感じでかなりコンパクト。今出回っているバルク品にはアメリカカナダ台湾で作られているものがあって、またそれぞれに製造時期に差があるようです。ちなみにこれはCANADA 202でした。何でも、あるロットは壊れやすいと言う噂がありましたが、実際にはそんな事はないでしょう…とか言いながら、実はちゃんとそのロットでは無い事を確認して買ってしまいましたが(^^;。

 また、ボードの左上に書いてあるリビジョンはREV_Aとなっています。しかし、このリビジョンはチップ自体を見て判断するという話もあって、私のは次の写真のようにチップ自体はリビジョンBの様です。今で回っているバルク品は殆どそうなっていると思います。

MGA-G200 メモリはSGRAM8MB。表裏にそれぞれ2つづつチップが付いています。これがSDRAMだと表に4つ並んでいます。これはソケットでもう8MB増設できるようで。以前のMillenniumシリーズの様にWRAMでは無いので、すこし高解像度での速度低下が見られるようです。

 また、この巨大なヒートシンクから分かるように、このMGA-G200の発熱はものすごいです。チップ自体の大きさはこのヒートシンクの1/2ぐらいですが、動作中はこのヒートシンクが触れないぐらい熱くなります。この発熱のせいで突然、故障する場合も多いらしいですし、出来ればファンでを吹き付けたり、ヒートシンクを冷却ファンに取り替えるなどしてきちんと冷やした方が良さそうです。

 上でも少し書きましたが、このチップはREV_Bの様です。98年の27週って事は…7/5〜7/11ですか、この間に作られたもののようです。こういうチップのリビジョンによってどういうがあるのか分かりませんけど、これで一度失敗しているので、初物はちょっと怖いですね。

 そうして、さっそく取り付けてみることにしました。しかし、何故か上手く行きません。AGPのカードとして認識してくれなかったり、ドライバはきちんと入っても上手く動作していないと表示されたり、下手をするとWin98の起動すら出来なかったりします。

 まぁ、これはある程度想像出来ていました。と言うのも、このAGPと言うのはINTELのPentium2用チップセット、440LX/440BXに対応して作られていて、Pentium、K6用のチップセット、Aladdin5VP3MVP3のAGPバスでは上手く行かない場合があるのです。このG200の場合、まだ出て間がないので、動かない場合もあるんです。ちなみに、このMVP3でAGPバスを使う場合は、手順も決まっているのですが、その通りやってもなかなかダメ。きちんとデバイスの認識が出来ていないのかと思って、いろいろドライバを入れたり、BIOSでIRQをいじったりしていると、そのうち何故かきちんと認識できるようになります。こうなれば、後は再起動しても大体上手く行きます。Final Realityもきちんと動きますから。

 しかし、一度電源を切って、しばらくしてから電源を入れ直すと、何故かWin98の起動すらできません。結局、このようなことを何度か繰り返して、とりあえずこのG200を使うのは現時点では断念しました。

 ただ、これは私の場合で、同じMVP3問題なく動いている人もいれば、一定のソフトが不安定だったりしている人もいます。これはマザーボードの種類、刺しているPCIカードの種類によっても異なるようです。だから、根本的な解決法はなかなか無くて、レジストリを書き換えてAGPとして動作しないようにすると言う方法もあるようですが、それでは意味がないですよね。

 と言う訳で、今のところはまだ使えません。ドライバの更新で使えるのかどうか分かりませんけど、いずれ使う事が出来るのでしょうか?。

2.ベンチマーク(2D)

 試しに、一応動いている時点で、今使っているPWR128P/4VC(RIVA128)との比較をしてみます。条件は全く同じ、そして最新ドライバ+DirectX6で、解像度は1024*768(100Hz)です。

 まずは、HDBENCH Ver2.65βの結果から。

1024*768*8Bit

256色(8Bit) 矩形 Text Scroll DirectDraw
PWR128 66865 24479 27039 3179 49
Millennium G200 36991 2253 36086 4208 49

 これは256色の場合ですけど、かなり大差がついていますね。円が遅いってのはMGA社の特徴の様ですけど、それにしても遅すぎです。このぐらいだと目で追えますからね。それぞれの得意不得意がはっきり出ています。

1024*768*16Bit

65536色(16Bit) 矩形 Text Scroll DirectDraw
PWR128 40556 20532 12816 1378 33
Millennium G200 39581 2215 18450 2924 49

 これは65536色の場合で、さっきは倍近くあった短形の差が、これでは殆どありません。DirectDrawでも少し差が出ていますし。

1024*768*32Bit

1677万色(32Bit) 矩形 Text Scroll DirectDraw
PWR128 17523 13162 7556 480 4
Millennium G200 21095 2201 8286 2338 19

 1677万色の場合だと、円以外はG200の方が速くなります。の値は色数に関係なく殆ど同じなのですが、これは何か原因があるのでしょうか?。やっぱりこのG200は多色で使ってなんぼなのでしょう。

3.ベンチマーク(3D)

 次は、Final Realityの結果です。

Final Reality

PWR128 Millennium G200
Radial blur 22.06 22.33
Chaos zoomer 38.63 39.34
25 Pixel 74.49 18.42
Robots 28.12 14.65
Fillrate 38.50 59.24
City scene 41.65 19.90
Video card bus transfer 51.86 57.43
Direct3D bus transfer 33.08 48.87
Visual appearance 100.00 92.59

 G200の場合Visual appearanceが100%になっていないのはよく分かりませんけど、それ以外は得意、不得意がいろいろありますね。さすがAGPバスで、Bus Transferはそれぞれ早くなっています。そして、Overallはこのとおり。

Final Reality Overall

PWR128 Millennium G200
Overall 3D 3.185 2.478
Overall 2D 2.464 2.500
Overall bus rate 2.004 2.507
OVERALL SCORE 2.791 2.489

 やっぱり、3Dではかなりの差が出ていますね。ただ、このFinal Realityの場合はかなり差が出ましたけど、Voodoo2の所で書いたMotoRacer2・Demoをプレイした場合は、ベンチマークのデータは残していませんが、Voodoo2以上の速度(fps)が出ていたので、能力的にはかなり高いと思います。これからもっと早いものは出てくるでしょうけどね。

(1998/8/16)


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